最近ではTVのコマーシャルでもよく耳にすることがある病気「逆流性食道炎」皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?では、どのような病気なのか、ということについてはご存じでしょうか?今回はその逆流性食道炎がどのような病気であるのか、どのようにしたらなってしまうのか、についてお話したいと思います。
まず第一に「逆流性食道炎」とはどのような病気であるのか?そこがわからないことには今回のお話は始まりません。では「逆流性食道炎」という言葉から病気をイメージしてみてください。字の如く「何かが逆流しててきて、食道(口から胃へと繋がる器官、喉の辺りと考えて頂いて差し支えありません。)に炎症が起きる病気」というイメージを持つのは容易であると思います。
では、何が逆流してくるのでしょうか…?口~胃の間にあって、皮膚を荒らしそうなもの…
そう、「胃酸」です。「逆流性食道炎」とは、本来胃の中だけにあるはずの胃酸が何かの拍子に胃→食道側へ逆流してしまい、食道にある粘膜が炎症を起こしてしまう病気なのです。
食道の粘膜が荒らされてしまうのですから、自覚症状としては喉の違和感などが主にあげられます。
どのような病気かはわかったところで、では実際問題として何が原因となり起きてしまうのでしょうか。原因の1つとしては、胃酸の分泌過多ということが第一に考えられます胃酸が出過ぎてしまっている状態になると、普段よりも食道側へ胃酸が来る可能性が高くなることは想像に容易かと思います。ですが、中には胃酸がそれほど過多というわけではないのにも関わらず逆流性食道炎になってしまう場合があります。
それは、「食事後、すぐに横になる」という習慣がある場合です。食後は食べ物を消化するため、胃酸が多く分泌されます。そのタイミングで体が横になると…もうおわかりですよね。たくさんでた胃酸が、横になった食道を伝っていってしまうことがあるのです。そのため、食事後すぐ横になることを控えることが、逆流性食道炎の予防につながるのです。
食べてからすぐ横になると豚になる という言葉がありますが、それとは別の意味でも食後横になることはよろしくはないのです。すぐ横になりがちな方、その生活を見直すべきかもしれません。
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